看護師

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二十人に一人が持つコブ

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脳動脈の一部分が膨らみ、コブのような形を作った状態の事を脳動脈瘤と言います。破裂するものとしないものがあり、この中で破裂して出血していないものを未破裂脳動脈瘤と言います。この未破裂脳動脈瘤は二十人に一人が持っているとされます。脳動脈瘤が破裂するとくも膜下出血となります。くも膜下出血の罹患者数が年間二万人である事を考慮すれば、脳動脈瘤が即命にかかわる危険な病気であるという認識は決して正しくありません。しかし、脳動脈瘤が破裂した際のリスクが甚大な事から、慎重に扱うべき病気なのも事実です。脳動脈瘤は三種類あり、あっという間にコブが形成されて破裂してしまうタイプと、時間を掛けて徐々に大きくなるタイプ、それに大きさも変化せず破裂もしないタイプです。

脳動脈瘤の発生原因は現在のところ不明です。一般的には高血圧、喫煙やアルコール摂取との因果関係が指摘されています。また遺伝的要因も少なからずあると考えられています。脳動脈瘤に自覚症状はありません。よって自身で発見するのは非常に困難です。脳動脈瘤は未破裂状態ならば治療する必要もないので基本的には経過観察となります。くも膜下出血に至る割合は二パーセント未満なので、過度に警戒する必要もありません。ただ危険因子となりうる偏食や喫煙、飲酒などはできるだけ控える事が推奨されます。一年に一回、もしくは半年に一回の画像検査を行って様子を見る事になりますが、コブの肥大化が確認された場合は、外科的な治療で取り除きます。